GMPにおける「重大」と「重要」の使い分けは?
私達が普段使っている「重大」と「重要」ですが、意味の違いをそれほど意識せずに書いたり話したりしています。しかし、GMPのような法律の解釈においては、すこしこだわる必要があると思います。
GMP省令は日本語で書かれていますの ...
品質文化は、アモルファスな用語かもしれない
医薬品業界でいう品質文化とはなにか?GMPに接していると、いずれ、そのような疑問が出ると思います。
ある時期、データインテグリティの背景情報として、企業文化や品質文化を調べる機会がありました。その時点では、厳密に言うと、医 ...
FDA-483のコスト(米ドルの場合)
不思議なもんですね。FDA-483のコストを計算しようとブログに載せたら、米国で計算してくれました(笑)。
今日、GMP情報収集していたら、FDAzillaのメールに”How much does getting ...
今こそ学習する組織が必要
まだビジネスマン駆け出しの頃、読書三昧の生活を送っていました。もう30年以上前の話です。その時の読書といえば、純文学は卒業して、ほぼすべてがビジネス書でした。流石に満員電車の中では、軽いタッチの企業小説や企業家の物語を読んでいました。 ...
コストプレッシャーがGMP遵守の欠陥につながる…
ECA(European Compliance Academy )という協会があります。ここのGMP Newsに、「コスト〔上昇〕のプレッシャー」がGMP遵守の欠陥や医薬品不足につながっているという記事(”Is Cost Pressu ...
GMP遵守に関する企業の格付け‥.国の格付け
FDAは、企業から提出されたデータをもとに、品質メトリクスを計算して、同じ尺度で企業の格付けを図ろうとしています。現在はドラフトガイダンスの段階ですが、これが最終版になると、データの提出が要件化されます。
この格付けは、査 ...
経営陣が受け入れた仕事の質が組織の標準になる
これは、FDAの職員が2011年にベルギーで開催されたカンファレンス(ICH Q10)で引用したスライドの内容です。経営陣がこの情報を目にしているかどうかは分かりませんが、品質文化を考える段階になった時に、参考になる提案が書かれていま ...
技術者のプレゼンテーション
日常のビジネス・シーンや学術発表の場では、コンピュータを使ったプレゼンテーション(以下、プレゼント略す)が常識になっています。コンピュータ・ソフトの活用で、誰でも簡単にプレゼン・ツールを作成できるようになりました。しかし、伝わりやすく ...
根っこから学ぶ
「明治以来、日本の知識人は欧米で咲いた花をせっせととり入れてきた。中には根回しをして、根ごと移そうとした試みもないではなかったが、多くは花の咲いている枝を切ってもってきたにすぎない。これではこちらで同じ花を咲かせることは難しい。」 外 ...
品質保証部門の適正人数は?
QA部門の適切な人数は何人ぐらいかと聞かれることがあります。製造品目とロット数の他にも、計画的な品質監督のカバー率、計画外の逸脱や変更の発生数などによって違いますので、なんとも言えません。
このような質問には、一つだけお話 ...