iPatient ?

TED Talksをいつも楽しみにしている。NHKで毎週月曜日午後11時から「スーパープレゼンテーション」という番組で、秀作をピックアップして放送している。


今週はスタンフォード大学病院のドクターバルギーズのプレゼンだった。その中でコンピュータの中の患者を「iPatient」と呼んでいた。コンピュータの中の患者は丁寧に診察されるが、ベッドの上の本当の患者は診てもわえないというようなことを話していた。なるほどと思った。他人ごとではない。

プレゼンテーションの技術に「Eye Contact:アイコンタクト」というのがある。プレゼンターは聴衆の目をみて話そうというスキルである。しかし、この頃はコンピュータでのコミュニケーションばかりで、すなわち「iContact」になってはいないだろうか。iContactも効果は絶大だ。しかし、誤解や曲解、さらに怖い拡大解釈も多くある。GMPの情報の多くが又聞き情報で、潜在的な誤情報リスクを抱えている。自分が話した覚えのないことが聞こえてきたり、一つの情報に対してさまざまな解釈を耳にすると、さらに実感する。

「iContact」もよいが、それだけでは本当の情報は伝えられないように思う。ドクターバルギーズのプレゼンは、「Eye Contact」の大切さを教えてくれたように思う。

ちなみに、このプレゼンテーションはYouTubeで観ることができる。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/abraham_verghese_a_doctor_s_touch.html