GMPを勉強しよう(深堀りGMP 10)第15条逸脱の管理

キーワードを抽出しました。これをつなげて、かつ肉付けしていきます。
0.逸脱または逸脱かもしれない事象の発見者は、製造記録/試験記録に発生事象を記録し、逸脱管理責任者(あらかじめ指定した者)に連絡する。
1.「あらかじめ指定した者」(またはその責任の下で他の適格者)が、発生した逸脱を記録して、その影響を調査する。
2.逸脱発生の状況と影響の調査結果を報告書にして品質保証部門に提出する。
3.品質保証部門は逸脱発生および影響調査の報告書を照査して、確認の署名を記入し、確認したことおよび必要な注意等を知らせる。
4.重大な逸脱であった場合は、「あらかじめ指定した者」(またはその責任の下で他の適格者)が、発生した逸脱の記録と影響調査の他に、次の5~7を実施する。
5.製造販売業者に(速やかに)連絡する。
6.逸脱の原因究明調査を行う。
7.調査結果に基づいて必要な是正措置および予防措置を行う。
8.1~7の業務に関する記録を作成し、保管する。〔註:条文の「前2号」とは第1項第1号と第2号を指します。〕
9.品質保証部門は、あらかじめ定めて手順書に従って、1~7で確認した記録を作成し、保管する。〔註:条文の「前項第1号及び第2号」とは第1項第1号と第2号を指します。〕
10.品質保証部門は、9の内容を報告書にまとめて(製造管理者に)報告する。

ざっとこんな感じになります。これをフローチャートにする前に、読んでみて不明瞭な表現または具体的にわからない表現は、意味が変わらないように(実施者が)分かりやすい表現に変更または肉付けしましょう。

文章はできるだけ短文で、できれば1文1項目の記入にすることで、読み手に理解されやすい内容になります。しかし、「1)記録を作成する、2)記録を保管する」というような細切れは必要なく、単純に「1)記録を作成して保管する」でいいでしょう。これらの業務内容を補完するために具体的な作業を記述する場合は、「1)記録を作成する。作成に際し…」というように分離するとよいでしょう。

上記箇条書き文章の内容を解釈していきましょう。