「医薬品製造工場の施設・設備設計のポイント」という図解書
「日揮GMPエンジニアリング講座」の講義内容をまとめた本が出ました。この本は、図や写真をさらに多数掲載し、目で見て理解できるような構成になっています。
エンジニアの方には入門書として、品質や製造担当者の方には参考書として使 ...
FDA Warning letter:API(日本):データインテグリティ
今週は、3件のWarning letterが掲載されました。米国の製剤製造施設が2通、日本のAPI製造施設が1通です。
原則として日本の企業のWarning letterは本ブログで紹介しませんが、「データインテグリティ」 ...
今日も1日良いスタートが切れそうだ
先週はデスクワークの時間を思うように取れませんでした。FDAのWarning letterがなかった分、ホッとしています。
幸い私のクライアント様でWarning letterをもらった会社はありません。その点、僕はラッキ ...
佐々木先生が書いた「FDAのGMP査察から学ぶ」が出ました。
タイトルは、「FDAのGMP査察から学ぶ」-読めばわかる査察官の視点・指摘の意図-です。タイトルは13文字で、スッキリ入りやすい。表紙はFDAの紺色を意識していて、イメージもいい。佐々木次男先生の単著なので、執筆方針や著者の考えが一貫 ...
FDA Warning Letter:OTC(米国):品質管理試験;原料の受入試験;安定性試験;品質部門
今回の対象会社は、米国のOTC製造施設です。今回指摘されたOTC医薬品(”Medicated Pain Relieving Oil Extra Strength”、”Medicated Pain Relieving Oil Sensi ...
FDA Warning letter(20-18-62):注射剤(インド):OOS調査;データインテグリティ;建物のメンテナンス
今週は、Warning letterが2通出ています。1通は、米国のOTC医薬品製造施設ですが、対象医薬品は未承認のものです。
もう1通は、インドの注射剤製造施設です。水害にあった建物のメンテナンスができていませんでした。 ...
FDAもバルサルタン含有医薬品をリコールしました(2018年7月13日)
FDAのニュースリリースによれば、FDAもバルサルタンを含むいくつかの医薬品の自主回収を市場(医療従事者および患者)に警告しています。バルサルタンすべてではなく、製造工程の変更で発がん性の不純物(N-nitrosodimethylam ...
FDA Warning letter(320-18-61):API(中国):OOS調査;品質部門(データインテグリティ)
今週は、FDAのWarning letterが1通掲載されました。今回の対象会社は、中国のAPI製造施設です。データインテグリティの問題が指摘されています。製造領域でのデータインテグリティの指摘もありますので、社内でディスカッションす ...
EMAがリコール。バルサルタン原薬から発がん性物質を検出、FDA-483は…
EMAが発ガン性物質を含むAPIのリコールを行いました。これは、中国で製造された高血圧症治療薬API(一般名Valsartan)です。このAPIから発がん性の不純物(N-nitrosodimethylamine)が検出されたとのことで ...
FDA Warning letter(320-18-59):OTC受託製造(中国):出荷判定試験;原料の受入試験;安定性プログラム;バッチ製造記録の記入
今回の対象会社は、中国のOTC受託製造施設です。
指摘は、1)出荷判定試験; 2)原料の試験; 3)安定性プログラム; 4)バッチ製造記録の記入に関する4項目です。
WL#: 320- ...