FDAのWarning letter(#:2016-DAL-WL-12)-水システム

Fotolia_48496676_XS1この警告書は、情報は以下の通りです。FDAのホームページには、3月10日に掲載されました。今回は指摘番号2の「水システム」について要約します。

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WL#: 2016-DAL-WL-12
発行日: February 23, 2016
発行オフィス: Dallas District Office
対象会社: Chemolee Lab Corporation
対象品: 製剤(局所剤)
査察期間:2015年1月12日~2月13日
回答受理日:2015 年3月6日付
CGMP違反:4項目+未承認医薬品
掲載サイト:
http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm488759.htm
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2.(医薬品の性質に基づいて、機能不良や汚染を防止できる適切な間隔で)装置や器具の洗浄、保全および、消毒や滅菌をしなかった[21 CFR 211.67(a)]。

ここの指摘で具体的に書かれている「水システム」の概要です。

■水システム

局所剤用のRO水システムのメンテナンスを怠った。RO水システムがリークしているのを、査察中に観察した。事業部長(Director of Operations)は、2014年8月から半年以上リークしていると査察官に話した。この間、リークを修理する活動は行われなかった。

RO水システムのモニタリング、検査、修理は、システムがバリデートされた状態に維持されていることを保証するには不適切だった。2014年1月8日から10月8日までROシステムのメンテナンスの不備があった後、微生物試験結果は●の場面でTNTCだった。貴社は正当化せずに、これらの結果が出たROシステムのサンプリングを中止した。2013年に微生物汚染で不合格判定した最終製品のロットは、一般的に水中に見られるPseudomonas aeruginosaに汚染されていた。

FDA-483の回答で、貴社は査察中にRO膜のハウジングのガスケットを交換して、リークが止まったと述べた。また、ROシステムと配水ループのリークのチェックをするように、●手順を更新した。

しかし、貴社の回答は不適切である。水は更に●精製されるので、RO●の高菌数は懸念には及ばないと貴社は述べていた。しかし、ROの精製段階がTNTC(計数できないほど多い)であることを正当化する科学的根拠を提示ししてない。最終製品にTNTCレベルの水棲菌が存在することは、ROシステムの他の構成部分●((“..)φ:文脈から更に精製される"further purified (b)(4)"の部分を示しているようです)は、最終製品の汚染を防止するには不十分であることを示している。

貴社が交換したガスケットの効果を保証するために、水システムの全ポートにおける微生物試験結果(の傾向分析を、回答書に入れて提出しなさい。この報告には、"including"でつないで、次のことを含めるようにリストしています。

・菌数と菌の同定;(“..)φうへぇですね;
・フィルターと●の交換頻度を含む水システムのメンテナンス手順;
・水質のモニタをするためのサンプリングプラン;
・製造の使用点の●直前に設置した、どの程度の●と●フィルターが、バイオバーデンを管理できることを保証するためのデータ;
(伏せ字のおかげで想像力つくわ。でも解らん)
・ガスケットが汚染の実際の根本原因であると決定した貴社の調査の要約;
・貴社の調査結果として実施された、システム設計における更なるリスク管理と改善のアップデート。