今日は軽くよもやま話−CDERの「Reference #」

Warning Letterを見ると、よく管理番号を見かけますね。Reference #「320-26−○○」という数字です。

この意味というか、付番のルールはなんだろうと思ったことないですか。私は昔、思いました。知らなくても、内容には関係ありませんので、知っておく必要はないです。だから、休日の筆休めに軽くよもやま話を書きますね。

320−26−○○を分解すると3つの部分に分かれます。あははwww、ですよね。「見れば分かるよ」って言われそうですね。そのとおり、見ればわかります。

さて、「320」ってなんでしょう。これは、CDERの「Office of Compliance/Office of Manufacturing Quality」系で使われているWarning Letterの番号系列です。

「26」は、アメリカ(正確には、アメリカ合衆国連邦政府:Federal Government of the United Statesです)の会計年度を表す数字で、2026年度を略したものです。ここで注意する必要があるのは、その期間です。FY2026(と書きます。アメリカではFiscal Yearのことです。私が習った英語はアメリカ英語なのでFYはFiscal Yearですが、イギリス英語ではFinancial Yearと呼びます。ちなみに…暦年はCY、Calendar Yearです)は、1〜12月のCY2026ではなく、2025年10月1日〜2026年9月30日です。日本とは半年ズレて、日本から見るとフライングです。アメリカから日本を見ると、「出遅れでしょ」ということになるのかな。…さておき、「26」はアメリカの会計年度2026年度ですよ、と言う意味です。

最後の「○○」は、その年度の320系列における通し番号です。1から始まりますw

今週のWarning Letterで「320−26-74」という管理番号をみました。5月4日発行のものです。この時点で年度の約7か月が経過しています。とてもラフに計算すると(74件x12/7か月=126.8)、なんと125通程度になります。

リスクベースアプローチのシステム査察が始まって、企業の自主的改善を重んじる方針で減り始めたWarning Letterの数は、ここに来て2000年以前の発行数に戻っています。Warning Letterの折れ線グラフにはいろいろなエピソードがあるんですが、ここが筆を置くタイミングかな。

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