試験室のガラス器具の校正

ちょっとしたことかもしれないですが、ちょっとしたことほどなかなか人に聞けないですよね。

以前、アメリカのGMPのプロフェッショナルに聞いたことがあります。試験室で使用するガラス器具の校正は、どの程度のレベルで行っているのだろうか。

メールで丁寧に返信してくれました。以下のような返事でした。

「試験用ガラス器具のキャリブレーションに関しては、いくつかの企業が行っているのを目にしたことがあります。しかし、これは間違いなく業界標準ではありません。 その試験室が、信頼できる供給者から校正済みのガラス製品を購入するために適切な管理を行っており、供給者の信頼性を確認するために一定の校正を行っている場合は、定期的な校正は必要ないと思われます。」

業界標準として、ルーチンに校正は行っていないとのことでした。ここでのポイントは、供給業者の適格性を評価することにありそうですね。