GMPを勉強しよう−37-QRM-リスク低減

QRM-ゴール正直言いますと、「リスク評価」のステップまで、個別に各ステップの手順を書ければ、「品質リスクマネジメント」はほぼ実践できる域に達すると思います。

ここからは、「ICH Q9を読んでも分からない」ということはないと思います。

過去、とても苦労して学んできたQRMですが、僕は「リスク評価」の手順を書き終わったところで、達成感がありました。これで完了と思いました。

しかし、「最後まで書くか?..?….ぅん..!」文字にするとこんな感じで続きを書くことにしました。後は惰性で、一気書きです。

当ブログでは全文掲載は避けて、ステップ毎にアップします。まず、次のフェーズ「リスクコントロール」の第1ステップ「リスク低減」です。

これが、僕が書いた手順です。図をクリックすると、読めるようになると思います(たぶん)。自分のコンピュータでは確認済み。

リスク低減

手順を作成するポイントは以下の通りです。このようなフローを作って、自社のやり方に合った手順の肉付けをしてみましょう。

1.リスク低減の対策の明確化
2.危害の低減化、予防による低減化
3.検出機能改善による低減化
4.リスク低減化のための質問(受容可能か?低減が必要か?)
5.低減化のための変更のレビュー
6.低減化処置をシートに記入(事前に選択したツールのシート)
7.低減化後のリスク分析と評価
8.受容不可の場合の低減化の繰返し
9.リスクプロセスの報告書の提出