GMPを勉強しよう:工場内に同じ製造ラインが2施設ある場合の製品年次照査

よくバッチサイズが異なる同じ製造工程を複数持っている工場があります。
例えば、ある原薬の製造を2つの製造棟(仮にAプラントとBプラントとします)で併行して製造している工程があるとします。バッチサイズが異なる工程です。ただし ...
FDA Warning letter(320-20-29):デンマークのOTC:1)出荷判定試験2)原料の受け入れ試験3)プロセスバリデーション

FDAのWarning letterを紹介します。(“..)φ印の記述は、私のコメントです。
今回の対象会社は、デンマークのOTC製造施設です。
FDA-483を詳細にレビューしたところ、回答は是正 ...
東京オリンピックの延期でまた調整が必要かな?

東京オリンピックは、今年は実施しないことになりましたね。オリンピックを避けて人材育成の講座をスケジューリングしていましたが、また少し考えなければならなくなりました。
新型コロナウイルスの終息がいつになるのか、予言はできませ ...
人材育成講座のクラスの座席を考えてみた

定員を12名程度にして、3人掛けの机に1名着席の座席配置を考えてみました。クラスの定員が半数になるので密度は少なくなり、環境としては少しマシになるかなという感じです。
しかし、調整が大変です。参加予定の皆様に、スケジュール ...
FDA Warning letter(320-20-26):FDA-483 の回答のしかた、結論の導き方の参考に

今回は、FDA-483 の回答のしかた、結論の導き方に焦点を当ててみました。論理的アプローチが弱いと、回答が不適切と評価されますので、今回の内容を他山の石としませんか。
今回の対象会社は、インドの製剤製造施設です。内容から ...
FDA Warning letter(320-20-12):OTC医薬品(メキシコ):OOS調査;バッチ製造記録;装置の洗浄

今週は、CDERから新たなWarning letterが3通出ています。発行日は昨年12月13日、今年の1月16日と22日です。(順番に出てきませんね)
今回は、メキシコの当該製造所を指揮監督していた米国内の会社のCEO宛 ...
FDA Warning letter:OTC(オーストラリア):データインテグリティ

医薬品GMPに関するFDAのWarning letterを紹介します。今回の対象会社は、オーストラリアのOTC製造施設です。
指摘は、1)データインテグリティ; 2)装置のクオリフィケーション; 3)エクセルのバリデーショ ...
FDA Warning letter(320-20-13):API(インド):品質監督

年末年始に多くの警告状が出ています。CDERからは5通です。その他、Office of Pharmaceutical Qualityからも出ています。今回は、品質監督の指摘について紹介します。
今回の対象会社は、インドのA ...
人材育成塾:2020年5月コースのお知らせ

以下の2コースの先行予約受付を開始しました。
人材育成塾:グローバルGMP講座2020年5月コース
人材育成塾:国際レベルGMP監査員養成講座2020年5月コース
グローバルGMP講座は、AクラスとBク ...
FDA Warning Letter(CMS 587592):製剤(アメリカ):安定性とOOS

クリスマスになので活動が低下するかな?今日は、オンゴーイングの安定性に関する指摘事項について、OOS試験結果の調査との絡みで紹介します。
今回紹介するWarning letterは、以下のものです。
WL#: ...