GMPを勉強しよう-95-MHRA データインテグリティのガイダンス 2018年(6.17.2)
6.17.2 Backup(バックアップ)
バックアップとは、災害復旧も含めて、回復(リカバリー)用に保持されている、編集可能な現在のデータ、メタデータ、システム構成設定のコピーを言います。
バックアップとリカバリーのプロセスは、バリデートして、定期的に試験する必要があります。また、各バックアップについては、正しく機能していることを保証するために、検証(verify)する必要があります。 その方法として、例えば転送されたデータサイズがオリジナルの記録サイズと一致していることを確認してくださいと言っています。
データ所有者のバックアップ戦略は、文書化する必要があります。
(“..)φ;即ち、SOPを作成して下さい。
回復目的のバックアップは、プロセスや活動の検証を目的としたデータやメタデータの最終形式での長期保存の必要性に置き換えることはできないと言っています。
(“..)φ;即ち、バックアップはアーカイブの替わりにはならないと言うことです。