教育訓練担当者の皆様へ
GMP経営:企業人教育事業(仮称)-1-教育訓練担当者の皆さんへ
社内の教育訓練担当者の皆様、人材教育をお考えの皆様にお知らせ申し上げます。
新たな「GXP企業人教育事業用」のオフィスを立ち上げました。
ここで、「GMP教育訓練の技術者養成プログラム」をシリーズで実施していく予定です。コースを一括で履修することも、ある特定の単元だけ履修することもできるようにすると理想的なんですが、できるだけ柔軟に対応していきたいと思います。
この事業のコンセプトは「技術者の養成」です。プロフェッショナル、SME(会社内におけるその道の専門家)をある程度の期間をかけて育成することを目的としています。
当面は、西山経営研究所で「GMP教育訓練の技術者養成プログラム」を実施しますが、私は企画推進者の一人に過ぎません。
GMPだけでなく、医薬品の開発や申請業務など、内外大手製薬企業経験者や実務者の講師の皆さんとともに、本気で技術者の人材育成に取り組んでいく予定です。
そのため、カリキュラムの開発と講師の伝える技術には、特に力を入れていくつもりです。それぞれの分野の専門家に参加いただき、講師の側も研鑽を積んでいきます。
社内だけでは効果的な技術者の養成を図れないなど、経営資源の限られた企業の方には、ぜひ参加を呼びかけたく思います。(ちょっと気が早いですね。猛暑が過ぎたころを目安にしています。)
このような事業に先立って、すこしPRをさせていただきたく、3時間程度の教育訓練担当者のための無料公開セミナーを予定しています。
皆さんは、普段パワーポイントを使って教育訓練をおこなっていると思います。スライドの作成は、重要なプレゼンテーション技術の一つです。
皆さんの中には、プレゼンテーションテクニックの本を読んだり、実際に何日にも亘るセミナーに参加された方もいらっしゃると思います。そこで学んだスライドの作り方と、実際に教育訓練のために作るスライドは、どこか違いませんか?スライド作成のルール通りにいかないですね。
それは、私たちの作成しているスライドが、技術者の教育訓練、しかも文脈が重視される法律やガイダンスの解釈がもとになっているからです。世間で話されているプレゼンテーション技術と私たちのプレゼンテーションは、性質が異なります。私たちには、いわゆる技術者のためのプレゼンテーションが必要だと思います。
そんな思いを込めて、一般的なスライド作成のルールと、GMP教育訓練のためのスライドの作り方の注意点を短時間で学ぶ無料セミナーを実施します。短時間ですが、教育訓練担当者が知っておくべき役立つテクニックが学べると思います。
セミナーが無料なのは、セミナーの後で15~20分程度、「GMP教育訓練の技術者養成プログラム」のPRをさせていただきたいからです。
無料公開セミナーの開催要領と内容は、後日ホームページで紹介させていただきます。定員は、約20名程度を予定しています。時期は8月中旬以降になります。
とりあえず予約しておこうとお思いの方は、お問い合わせ欄から受講予約の旨をメールしてください。日程が確定したら、再度出欠のご希望を伺います。(個人的なお願いですが、当日の無断欠席だけはご勘弁ください。)
スライドの作成過程でどのようなことを考えて、最終的にどのようなスライドになったか?それは、世間で言うスライド作成のルールと違うのか?私が実際に作成したデータインテグリティのスライドをもとに、その過程を説明した文章を書きましたので、ご参照ください。
リンク先:https://ncogmp.com/gmp/wp-content/uploads/2018/07/presentation_slides_20180703.pdf