FDA Warning letterの紹介(CIN-16-480257-18)

Man refusing an offer医薬品GMPに関するFDAのWarning letterを紹介します。今回の対象会社は、アメリカの位薬品製造施設です。

再包装、再表示、および自社製品の流通施設を査察しました。この他に、未承認医薬品の流通違反がありましたが、CGMP違反に関しては、4項目がリストされています。クリーニングバリデーション、安定性試験、QA監督、プロセスバリデーションです。

■ホームページアップデート日:07/20/2016
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WL#:CIN-16-480257-18
日付: July 12, 2016
発行オフィス: Cincinnati District Office
対象会社: GenPak Solutions, LLC
対象品: 最終製品
査察期間:2015年8月3日~5日、8月7日〜12日
回答受理日:2,015年8月27日付
CGMP違反:4項目
掲載サイト: http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2016/ucm511703.htm
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全文を日本語解説しているわけではありませんが、参考にしてください。

<指摘事項>

1.装置の菊の適切な間隔での生国滅菌が行われていない。(21CFR211.67(a))

非専用装置のクリーニング工程のバリデーションをしなかった。これらの装置は、ステロイド、抗けいれん薬、スタチン、抗鬱薬の再包装に使用されている。この装置の残留医薬品が非許容レベルを超えないための、適切なクリーニング工程を保証していなかった。

この会社に求める回答を、以下のようにリストしています。

・「クリーニングのマスターバリデーションプラン」を執行するためのスケジュールと完了日。

・装置のクリーニング手順の詳細:クリーニング剤の濃度;クリーニングまでのホールドタイム、リンス回数(又は時間)、水の温度、目視検査、クリーニング日、クリーニング実施者の名前と含むこと。

・再包装ラインのラインクリアランスの手順。

2.安定性試験プログラムの手順を作成して従わなかった。(21CFR211.166)

貴社は、製造業者の有効期限または再包装日から1年を採用して、再包装製品の有効期限を割り当てていた。しかし、この実践は結果として、再包装日から6ヶ月過ぎた日を割り当てることができる。しかも、貴社は割り当てた日をサポートするための安定性試験を実施しなかった。割り当てた有効期限をサポートする安定性試験がない場合は、再包装医薬の有効期限は6ヶ月を超えてはならない。

FDAのコンプライアンス・ポリシーガイド480.200を参照:Expiration Dating of Unit Dose Repackaged Drugs, available athttp://www.fda.gov/ICECI/ComplianceManuals/CompliancePolicyGuidanceManual/ucm074409.htm

3.製造記録のレビューでエラーが起きていないことを保証していなかった。または、エラーが発生した場合の十分な調査がされていなかった。(21CFR211.22(a))

品質管理部門(QCU)は、査察中に我々が見た「出荷判定された製品の104のバッチ記録」のうち、42のレビューが正確性と完全性において不適切だった。次の重要な工程管理検査の結果が記録から欠けていた:ロット情報の追跡性;有効期限;シールの完全性;錠剤/カプセル剤の破損や欠落。例えば、貴社はプレドニゾン2mg錠ロット番号15010127を2015年3月19日を出荷したが、バッチ製造記録は工程管理検査の結果が含まれておらず、品質管理部門(QCU) の署名がなかった。

4.適切な製造および工程管理手順を確立しなかった。(21CFR211.100(a))

少なくとも74種類の医薬品を再包装するために使用している充填シール工程を、バリデートした証拠がない。