ボタニカルアートとカレーライスの日
姪がボタニカルアートを習いはじめた。そのスクールの展示会を3月31日~4月6日まで京橋のGALLERY KUBOTAで開催している。ボタニカルアートはレストランに飾ってあるのをよく見ていたから、以前からいいもんだなと思っていた。見るだけなら、好きなアートの一つである。自分の趣味ははっきりしないが、精密描写が好きなんだと思う。
この展示会の案内状をみて、ボタニカルアートを日本語では「植物画」というのだとはじめて知った。その程度の知識で、家内と一緒に展示会に行ってきた。
実物を見て、いろいろな作者の絵を比べてみて、ひとつひとつの絵を鑑賞して、すごいなと感心した。この細い線は、息を止めて全身全霊でひくのだろう。1枚の絵を描くのにいったい何時間ぐらい息を止めているのだろうと、不謹慎な思いが脳裏をかすめたのだが、時間を思うがゆえに、打ち込んでいる姿が画用紙に浮かび上がってくるようだった。
良いひと時を過ごした。
減塩生活いったん中止のおまじないをかけて、近くの「3丁目のカレー屋さん」でランチをいただいた。家内は「焼きチーズカレー」を、僕は「シーフードカレー」…..で、ブログの初心者は写真を撮るのを忘れてしまった!してお味は、これはいける!
帰途、万年筆のPILOTの1階、「PEN STATION」という名前も作りも洒落たカフェでお茶を喫した。壁に「キャップレス」の写真が飾ってあった。中学の入学祝に両親がプレゼントしてくれた、僕が手にしたはじめての万年筆だった。残念ながら無くしてしまったが、懐かしさがこみ上げてきた。齢を重ねると、こうなるからいけない。
ラッキーなことにレトロなデザインの銀座線車両1000系の黄色いボディーに出会った。
閉めは、家の近くの中華料理店で「超達人」の入れたビールの泡を楽しんだ。このお店、僕と家内のなかではビアホールなんだな。