医薬品クライシスを読みました
つい最近「医薬品クライシス」佐藤健太郎著、新潮新書を読みました。私が手にしたのは9刷ですから、この手の本ではベストセラーかな? 2010年1月に初版が出ています。「2010年問題」に合わせて出版されたのでしょう。読む時期を逃しても面白 ...
EUGMP Ch.3:2013年7月改定予定の内容
EUGMPのChapter 3,5,6,8の改訂版が2013年1月17日に発表されました。発効予定が6ケ月後ですので、7月に施行されるものと思われます。もうすぐですね。まず、Chapter 3の改定内容を紹介します。
改定 ...
Warning letter #13-ATL-15
◆ 2013/5/20 ホームページ掲載
web site:
WL#:13-ATL-15
Date:April 26, 2013
Company:V-SAB Medical Labs, Inc. ...
FDA査察の結果(その5)
このデータは、VAIとOAIにランクされたすべての会社や指摘事項が載っているわけではなく、n数が極端に少なかったため、トレンドを把握するには不適切でした。
あえて言うなら、以下の点が弱点かもしれません。査察前に第一優先で確 ...
FDAガイダンス要旨: 非ペニシリンβラクタム医薬品:交叉汚染防止のCGMP枠組み, April 2013
Guidance for Industry: Non-Penicillin Beta-Lactam Drugs: A CGMP Framework for Preventing Cross-Contamination (PDF ...
EUガイドライン要旨:医薬有効成分のGDP,05/02/2013パブリックコメント用ドラフト
“Guidelines on the principles of Good Distribution Practices for Active Substances for Medical Products for Human Use ...
FDA査察の結果(その4)
事前に、査察に対する万全の準備をしておきたいものです。「そんなことはわかっているが、会社が許さない」、「投資する予算がない」、「忙しくてやってられない」など、いろいろ事情がありますね。わかります。本当にわかります。しかし、指摘されてし ...
企業の買収や合併で、組織が変化し、非遵守の問題を生む
「企業買収や施設の大変更は問題を生み出す…買収は変化を生み、変化は予想外の相互作用を生み、予想外の相互作用は非遵守の問題を生むということは、みなさんが常に直面する問題です。」J. Macher, PDA Annual Meeting, ...
FDA査察の結果(その3)
FDA査察では、FDA-483を受け取った日から15 business days(すなわち、カレンダー日で3週間)以内に、是正のための回答書をFDAの手元に必着させなければなりません。回答書には、是正のみならず、予防処置に関する記述も ...
システム査察の概要(4):査察結果を左右する重要領域(システム別)
GMP遵守を怠るとクリティカルな指摘となる可能性のある領域です。ちなみに、FDAは各観察事項に対して、Critical、Major、Otherなどのランク付けはしていません。FDAは、FDA-483にリストする観察事項を重要度順に記載 ...