教育訓練担当者養成講座のための整理ノート
プロローグなんちゃって。
「教育訓練担当者養成講座のための整理ノート」と題して、ブログを書き始めることにしました。多分ライフワークになるような気がします。
GMP教育訓練担当者または責任者の方は、教育訓練の計画、実施、評価、見直しだけではなく、いろいろなスキルが求められる立場にあります。大変ですよね。そのような適格性については、ここでは置いておくとしましょう。なにしろ、それがこの講座のテーマですし、1日、2日の研修で身につくものでもありません。紙面では語り尽くせません。
これから作っていく講座は、一般的な講座とは趣を異にしたものです。一般的な講座とは何か?から話さなければなりませんね。いろいろな意見がありそうなので、ここは避けて通ることにします。皆さんが、セミナーや研修に対して思っていることでよいと思います。
GMP教育訓練の講座、研修、セミナーについて、個人的にはこのように考えています。教育訓練の要件、目的、重要性、方法、文書化、具体的な教育訓練項目など、「何をすればよいのか。それはなぜか」を丁寧に教えてくれる講座は良い講座だと思います。
私が考えている講座の目線は、その先にあります。要件の解釈や具体的な項目をディスカッションすることは重要ですが、そこが終点ではありません。その要件を現場で実践するために、或いは組織の更なる向上を図るために、現場にどのように伝え、どのように説明するかに焦点を当てていきたいと思っています。
これらの項目について効果的に訓練すればよいというアプローチではありません。このように情報を収集して、このように考えて、このように実施することが、これらの項目の効果的な訓練になるというアプローチです。すなわち、実施する項目の情報提供ではなく、実施方法の「考え方」を学習する講座を目指しています。
もちろん合理的な根拠に基づいて、“Why“を説明しながら進めていきます。
具体的にどのようなことをするのか、現在実現化に向けて準備中です。おおよその絵は描けていますが、まだまだ練っていかなければなりません。(続く)