Warning letterが3通掲載されました。(2014/07/23 ホームページ掲載)

今週は、Warning letterが3通掲載されました。(2014/07/23 ホームページ掲載)
いずれも調剤に関するGMP指摘事項で、レベル的には製薬会社の参考にはならないかもしれませんが、以下情報をお知らせいたします。

◆2014/07/23 ホームページ掲載
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WL#:CHI-10-14
日付:July 18, 2014
発行オフィス:Chicago District
対象会社:PharMEDium Services, LLC 米国の会社
対象品: 配合剤
査察期間:2013年2月19~22日
CGMP違反:9項目
掲載サイト:
http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2014/ucm406105.htm
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この会社の4箇所の施設を査察した結果、違反が観察された。たとえば、無菌製品の製造において、非無菌の装置を触った後で手の消毒を適切に実施しなかったり、非無菌のマスクをして、顔が露出されたまま、無菌製品を加工していた。フードが、無菌製品が加工されるISO5区域で、適切な保護ができることを調査していない。

 

◆2014/07/23 ホームページ掲載
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WL#:2014-DAL-WL-04
日付:May 27, 2014
発行オフィス:Dallas District
対象会社:Oakdell Pharmacy, Inc.米国の会社
対象品:
査察期間:2013年2月25~3月1日
CGMP違反:6項目
掲載サイト:
http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2014/ucm405681.htm
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医薬品の一部について、有効な処方箋を受け取っていなかった。ISO5のワークベンチは、一部がラミネートされた板で作られていた。この板の表面は、多孔質でクリーニングが難しく、穴に入り込んで汚染する可能性がある。作業者は、非無菌の白衣(laboratory coat)を着用していて、首や額が露出していた。点眼剤の無菌加工を実施中に、ISO5のワークベンチのベンチトップに肘を置いていた。

2014/07/23 ホームページ掲載
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WL#:2014-DAL-WL-02
日付:January 22, 2014
発行オフィス:Dallas District
対象会社:Home Intensive Care Pharmacy, LLC米国の会社
対象品:
査察期間:2013年2月25日~3月1日
CGMP違反:5項目
掲載サイト:
http://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2014/ucm405677.htm
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個人が特定された有効な処方箋を受け取らなかった。さらに、無菌作業区域の設計が貧弱で、無菌製品の微生物汚染が懸念され、無菌作業は許容できるものではなかった。ISO5のワークベンチは、表面がラミネートされたパーティクルボードでできていた。ラミネート表面は、多孔質でクリーニングが難しい。作業者は、非無菌の白衣(laboratory coat)を着用していて、髄腔内治療薬の加工中にISO5のワークベンチのベンチトップに肘を置いて、前腕部が露出していた。

☆Warning letterやEUのNon-Compliance Reportの具体的な指摘事項の解説・解釈は、メールマガジン「GMP情報ダイジェストver.2」で紹介しています。