GMPを勉強しよう-39-QRM-リスク受容

リスク受容リスク低減策で、リスクのスコアがリスク受容レベルまで低減できたら、リスクを受容することになります。もし、低減策で受容レベルまで低減できない場合は、再度低減することを検討しなければなりません。

ですから、リスク低減とリスク受容の判断のステップを行ったり来たりするかもしれません。

この辺りで雑談はやめましょう。僕の書いた手順はスライドのとおりです。

皆さんが、リスク受容のステップの手順を肉付けするときは、以下のキーワードを参考にして下さい。

①意思決定者の受容・低減の検討
②低減結果のレビューと効果の確認
③RB分析による残留リスクの承認
④受容不可レベルのさらなる低減化
⑤意思決定者がリスク受容の決定
⑥リスク所有者・利害関係者への伝達と定期的なマネジメントレビュー

ちなみに、PB分析とは、「リスク-ベネフィット分析」のことです。意思決定者が行うことですが、意味は皆さんで調べてみて下さい。